はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

「言ったら終わりだ」に隠れている思い込みを捨てる

おはこんばんちは。
捨てて捨てて捨てたいけど、捨てれない時も人並みにあります、
断捨離マニアのわたなべあいみです。

 

今日捨てたいものは、
ある人へ、こんな事は言ったら終わりだ、
と頑なに信じている思い込みです。

 

 

久しぶりに書き込みます。
私が何故、書き込めずにウジウジしていたか。

 

 

言いたいけど、
言っちゃあおしめぇー(おしまい)だ!!

 

と、強く強く思い込んでいい子ちゃんぶって、
ある気持ちを無くそう、無くそう、と頑張っていたからです。

 

 

そしたら、
何も言えない貝姫になりました。

 

 

 

 

 

 

わたくし、
念願叶ってハワイへ、
ついに、
行ってきました。

 

ハワイへは、弟の結婚式があったので、それが行くきっかけとなったのですが、
元々は一度は訪れてみたい、
行ってみたい!!と前々から強く、「行きたい!!」と熱望していた場所でした。

 

 

そんでね、
一般ピープルがハワイに行く夢を叶えるとなると、
必死こいてお金を貯めなければなりませんが、
わたしはそこをすっ飛ばし、
母から幾らかカンパしてもらいました。

 

まぁ、母のおかげでハワイに行けた、という事です。

 

 

母と、もう一人の弟と、
わたしと夫、子供二人で旅行ツアーを組むことにし、
いろいろ海外に行くための面倒な手続きから、
あちらでの滞在中のプラン、
ほとんど全て、
わたしが指揮をとり準備を進めました。

 

まぁ、要するに、
全部決めて頑張ったわけです。

 

張り切っていたからね。

 

 

 

それでね、
よーするに、
頑張ったのにね、

 


褒めてもらえなかった。(母から)

 

労ってもらえなかった。(母から)

 

不満を陰で言われた。(母から)

 

機嫌取りさせられた。(母から)

 

 

 

 

母は、わたしの決めたプランが気に食わなくて、
今まで、プランを決めるにあたって何一つ口出ししてくれなかったのに、
取り返しのつかない時点になって、
こんなのは嫌だった、という感じのことを漏らしてきたのです。

 

 

 

 

マジかい。

 

 

 

と思いましたが、

 

 

 

いつも通りだ。

 

 

 

とも思いました。

 

 

 

母を想って、わたしがやったことが、
今まで、綺麗に花が咲き、実になったことなどないので、

 

 

なるべく、母のことを想わずに自分の悔いないプランにしよう、
と、ほのかに決めて動いていたので、
まぁやっぱり不平不満、でました。

 

 

じゃあね?
前もってもっと、自分でも、意見言って、話し合ってさ、
もっと色々出来たんじゃない?
あれが良かった、これが良かったってね、
こんなはずじゃなかったってね、
こんな土壇場で言われても、
時間は取り戻せないし、
どうにもならんことを言うなーーーー!!!

 

 


コレ。
コレを言わずに、
ハワイからきちんと包んで持ち帰って、
その後、それらを外に漏らさないように貝姫になり、
一ヶ月くらい経ちました。

 

 

何故言えなかったか。

 

 

こんな事は、
言ってはいけない
自分に禁じていたからです。

 

 

お金を出してもらった相手だから、だと思います。

 

 

わたしの中に、
誰かに何かをやってもらったら、
その恩を裏切るようなことをしてはいけないと言う、
強い思い込みがあります。

 


恩を裏切る行為とは、
自分の気持ちをありのままに述べる事。

 

 

恩を感じた相手へ対して、
自分の中で生まれた気持ちが相手に対する違和感であっても
それが相手にとって不都合な事なら、わたしは貝姫にでもなります。

 

 

でもね、
母は、
どう言う気持ちからかは分かりませんが、
お金を出したのだからと言う気持ちからなのか?
それでも、
「ほとんど全ての手続きをやってもらったのだから」とは思わず、
わたしが言ってはいけないと信じている類の“不平不満”を、
ブチまけて、
好き勝手に、
わたしに対して感情を晒しているのです。

 

 

わたしが母に、勝手に禁じていた行為を、
母は、
いとも簡単に、わたしに、
やっちゃってる。

 

 

コレ、
馬鹿らしくないですかい?

 

 

だから、
わたしだってあの時、自分の感情をぶちまければ良かった。

 

 

ブチまけて、
ブチまけられて、
もう終わり。

 

 

それで、
良かったのに、
わたしは、自分の性質から感情を持ち帰り、
奥底に保存して、出さないよう何とか我慢して踏ん張っていました。

 

 

年末だし、
もう捨てようと思います、コレ。

 

 

どうして、
恩を感じた相手に、一切自分の感情を出さない貝姫になる必要があるのか。

 

 

嫌われたら、もう終わりだ

 

 

そう思い込んでいて、
恩を感じた相手に、嫌われることを強烈に恐れているからだと思います。 

 

あの時は、ありがとう。

 

それで、いいんだと思います。 

 

 

 

貝姫を決め込むと 、
ありがとうすらも感じれなくなってしまいます。

 

ありがとうも、
ごめんなさいも、
楽しかったねも、
悲しかったねも、
全てを閉じ込めてしまい、
自分が何を考えてるのか分からなくなる。

 

 

そんな貝姫になってしまったら、
言っちゃあおしまいだと思い込んでいることを
思い切って言ってしまって、
手放そう。

 

 

言ってはいけない感情なんてないよ。
感じてはいけない気持ちなんてないよ。

 


嫌われてもいいんだよ。

 

 

貝姫は貝を開き、
やっと一歩ずつ進めそうです。

 

お付き合い下さり、ありがとうございました。

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