はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

捨ててもいいから受け取って欲しい

断捨離を初めて4年目、
ダンシャリアンの、わたなべあいみです。

 

自宅にいると、
色んな人から宗教の勧誘を受けるような気がします。

 

 

昨日、
買い物へ行こうと1歳の息子を抱っこして車に乗り込んでいた時。

 

息子をチャイルドシートに乗せようと、
ワタワタしていたら突然、
道路を歩いていたおばちゃん集団の一人に声を掛けられました。

 

多分、
何かの宗教の説法を聞いて帰ってきた人たちの集団です。

 

その中の60歳くらいのおばちゃんと目が合ったので「ヤベ」と思いましたが、
やっぱり捕まってしまいました。

 

 

わたしが、
「ヤベ」
と思うのは、
宗教がヤバいってわけではなく…

 

苦手なのです。

 

「あ、結構です」
とか、
「今急いでますんで」
とか、自分の都合を相手にお知らせするのが…

 

 

でも、
断捨離を始めてからわたしは、
自分の家には勿論、自分の時間にも入って来て欲しくないものには
入ってこないでもらっているので、
おばちゃんが「この冊子、読んでくれる〜?」と軽めに聞いて来た時に
勇気を出して、
「あ、大丈夫です」と断りました。

 

でも、
「大丈夫です」って、
わたしにとっては相手を傷つけないように言う最上の断り文句ですが、
分かりにくい言葉なので、
おばちゃんには届きません。

 

なので、
次に、ストレートに
「あ、要らないです」と断りました。

 

そしたら、
「押し売りはいけないわね〜!じゃ、こっちなら読めると思うから!!」って、
今度はちょっと薄めの冊子を出してきました。

 

わたしは、
「いやいや、要らないから」と言いました。

 

そしたらそしたら、
「すぐ捨てても良いから!!ね!」って言って気付いたらわたしの手に、
その薄めの冊子がありました。
いや、ほんと、どうやって受け取ったのか記憶無い。

 

 

 

 

その後、スーパーへ向かう車中で、
すごくモヤモヤしていました。

 

波風立たないように受け取って、
ホントにすぐ捨てりゃ、何の問題もないように見える。
でも、なんだこの、モヤモヤは…

 

 

と、ずっと考えていましたが、
「断りたかった!!」
と言う強い思いが、後で押し寄せてきました。

 

 

その後、
スーパーから帰って来ても、
その1ミリくらいの冊子を車から家の中へ持ち込む気になれず、
未だ車の中に放棄…

 

受け取ったことで、
わたしの中に何が生まれたんだろうと考えました。

 

夜寝る間際に、ベッドの中でね、
ハッとしたんです。

 

誰かが捨ててもいいと思うモノを受け取ると、
自分のセルフイメージが下がる
捨ててもいいから、って言うモノは
わたしの人生に入ってこないで欲しい!!!

 

大事にしなくていいから。
とか、
お金がかからないから。
とかで家の中に入ってくるものには要注意なのです。

 

それを所有している自分もいつの間にか、
大事にしなくていい人、
お金のかからない安上がりな人、
になってしまいます。

 

 

もう、イヤなんだ、おばちゃん。
セルフイメージ下がるやつだったから、それ。
ビシッと断りたかった。ていうか、断ったのに、すごいね…

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