はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

辛抱するのは、健気で良い子?

自分に、
"豊かさ"を使っていいよ、と
許可を出した翌日。

 

わたしは、
薄くなった固形石鹸を必死になってまとめて、
使い倒そうと必死になりました。

 

indigoberrying.hatenablog.com

 

ふと、


なんでこんな大変な思いをしてまで、
こんなに薄くなった固形石鹸を使わなければ
ならんのか。

 

これは、
わたしのすることではないぞよ。

 

と、
ぽいっとゴミ箱に、
その薄い石鹸を捨てました。

 

 

 

こんな風に、
自分は、"豊かさ"を使う立場に居ない
自分で勝手に決めつけることで、
生きる上でややこしくなっていることはあるんだろうな、
と思いました。

 

 

 

安いからって理由で
使い続けているものは、
自分の使い勝手の良さ
後回しなことがほとんどだしな。

 

 

 

こないだ、
お友達のうちの収納を一緒に見直していたら
笑っちゃうことがありました。

 

スーパーのレジ袋を、
なんやかんやで使い倒そうと
必死になって溜め込むと、
スーパーのレジ袋の収納場所、という謎のエリアが出来上がる

お友達二人で、
幅とるその収納場所に
「うわ〜〜っ!笑」
「捨てよ、捨てよっ!!」
と笑いながら、
レジ袋のまとまりを捨てました。

 

 

 

謎のエリアが出来るくらいなら、
その幅とりの家賃分とかで、
新品のゴミ袋買う権利くらいはありそうです。

 

 

 

そう言ってるわたしが言うのもなんですが、
わたしは
つい最近、
小さいタイプのゴミ袋を初めて新品で購入しました。

 

あれは
場所とらないし、
イーッすね〜〜!涙

 

そしたら、
スーパーでもらうレジ袋なんて全然要らないし、
貰わない努力が楽しくなるし、
もう、
もらって要らなかったら
捨てればいいよね。
どうせ、
いつかはしょうもないゴミを入れて捨てるのだから。

 

なんて要らぬ慎ましさばかり
持ち合わせていたんでしょ!

 

 

そういや、
わたし、
大学生の頃住んでたおうち。

 

自分では、
何とも思っていませんでしたが、
母が初めて訪ねて来たとき、
「辛抱するねぇ、あなたは…」
って、
涙ちょちょ切れんばかりに
感心?
同情?
されたことがありました。

 

 

 

あっ、
わたしって健気で良い子なんだなぁ。

 

 

母は
わたしが健気で良い子だとこんなに寄り添ってくれるんだなぁって、
思ったような気がします。

 

 

そして、
その後、
うちの中の家具を、
母チョイスで色々と揃えてもらい、
わたしのうちの家具は
プリティ・ウーマンジュリア・ロバーツ同様
ランクアップしました。
古いかな。

 

 

あのとき、
母がわたしの為に色々と手を尽くしていると感じて、
気持ちよかった。

 


変身させがいがあったんだろうと思います。

 

 

そのとき、
辛抱していたら
わたしは良い子
って思っちゃったんだろうね。

 

 

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もう、
貧乏臭い節約とか、
努力とかしなくても大丈夫よ。

 

あなた、
それどころか
自分の力でお金出さずにモノ手に入れてるじゃない。

 

そのままのあなたで、
充分お金持ちってことよ。

 

 

て、
オネエな感じであの頃のワタシに声掛けたいな。

 


これに気付いたから、
これからバカバカしい辛抱グセに、
色々また新たな気付きがありそうです。