はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

あなたの為に、助けられてあげる。

北海道で大地震のニュースを見ると、
熊本で地震があった時のこと、思い出します。

 

わたしは出身が熊本なのですが、
今は遠くに住んでいて、
あの地震のとき、
熊本にいる母や弟や親戚の人が
遠くから心配で心配でたまらなかった。

 

駆けつけたい、けど、
行けない。

 

行った所でわたしには小さい子供がいて、
何の役にも立たないだろうしな。

 

ソワソワして、
それまであまりご近所付き合いしてなかったくせに、
急に思い立って近所を回り、
使ってないタオルなどを集めて、熊本に送りました。

 

他に、
おむつを送ったり、
水を送ったり、
食べ物を送ったり、
電池や生活必需品を送ったり、
近所の方から配送料のカンパもしてもらいました。

 
わたしの近所の人に、
熊本の人は助けられています。

 

被災地の人は、
いっぱい助けてもらって欲しいです。

 

 

 

 

震災とは話が変わりますが、
わたしが第一子を出産しに、里帰りしたとき。

 

色々あって、母はいっぱいいっぱいでした。

 

元々頑張る性格の母なので、
いっぱいいっぱいでも、
まだ、さらに頑張っていて、
ヘトヘトになっていました。

 

わたしは、
初めての出産を控えているので、
そのヘトヘトな母を見て迷いはありましたが
里帰りしました。

 

 

赤ちゃんが産まれるまでの一ヶ月間と、
産まれてからの一ヶ月間、
結局お世話になりました。

 

 

そのとき、
赤ちゃんが産まれるまでの間ですが、
母は、わたしにいつも不服そうでした。

 

母が初めての出産の時、
自分の実の母親はもう他界していて、
だからあの時は一人で色々頑張ったんだ、としきりに
わたしに話してきました。

 

 

わたしは、
当たり前のようにして、
母に助けてもらうことを決め里帰りしましたが、
母は出来なかった。

 


一人でなんとかした、
何とかするしかなかった、
誰も助けてくれなかった。

 


消化出来てない思いを抱えながら、
わたしの初めての出産を支えることに
抵抗していました。

 

そして、
そう思ってしまう自分に少し苦しんでるようにも見えました。

 

 

母とわたしは、
そのときぶつかり合って、
かなり揉めましたが、
今となっては分かるのです。

 

 

誰かを助けたいって気持ちは、
自分も助けてもらってないと沸いてこない。

 

 

わたしも、
自分が初めての子育てにおいて大変な時に、
頑張って、
一人でどうにかしようと思っていました。

 

そして、
何とかしようと一人で頑張っちゃってる時ほど、
頑張ってる人を見ても、
優しい気持ちになんかなれないし、
頑張れない人を見ると、
怒りのパワーでいっぱいになっていました。

 


誰も助けたくない人になっていました。
だって、
誰も助けてくれないから。

 

あとから振り返ると分かりますが、
「助けて」って発信してなかっただけなんですけどね。

 


このまま誰かに助けられずにいけば、
もし自分の子供が里帰り出産でもしたら、
快く助けてあげられない。
そして、
そんな自分に苦しむかもしれない。

 

 

もう、
助けてもらう人になるしかない。

 

 

 

今、
誰かを頼って、
助けてもらったり、
話を聞いてもらったりすることは
自分のためだけじゃない。

 

次の誰かの為でも、あるんだ。

 

 

自分だけが我慢して乗り越えられればいいという
問題じゃない。

 

地球の皆の為にも、
誰かを助けたいというパワーの循環のためにも、
だれかを頼って、
甘えて、
助けてもらわなきゃ!

 

と、
今では助けてもらわなければいけない
シチュエーションに陥ると、
キタキタキタキタと感じるくらいになりました。

 

あなたの為に、
助けられてあげるって、くらいのことだと
わたしは思っています。

 

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 ハイ、感謝してますです、ハイ。