はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

遅刻するのが死ぬほど怖いワケ。

夏休みが終了し、
今日から息子は学校です。

 

 

息子が学校に行った後、
早起きしてネムネムな1歳児を寝かしつけ、
今、
デヘデヘ言いながら自分時間を楽しんでいます。

 

 

昨日の夜、息子は
「起きれなかったらどうしよう!!」
と、軽くパニックを起こしていました。

 

ベットに入っても、
半べそかきながら
「起きれなかったらどうしよう!」
「ママ、タイマー(アラーム)つけといてよ」
「ママ、絶対早起きしてボク起こしてよ!」
と言って、
不安がっていました。

 

 

わたしも、
仕事をしていた頃、

仕事で撮影があって、
絶対にぜったいに遅刻は許されない、
他に代わりはいないような時、
次の日が恐ろしくて眠れなかったことを思い出しました。

 

ふと、寝付いても
「ハッ!!今何時??」
と、何度も起きたり。

 

朝方やっと寝付いて、
寝不足のまま仕事に行く事もありました。

 

 

 

遅刻が怖くて怖くてたまらない。

 

自分だけ、
やっちゃうんじゃないか。

 

やっちゃったら、
オワリだ。

 

 

そんな気持ちが蘇ってきて、
息子と一緒に、
コワイ気持ちを味わいました。

 

 

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ふと、自分の中にこんなに"不安"があるのは
どうしてだろうなぁと思い、
自分も、
息子も不憫になり(笑)、

 

「ちょっと、痛いけど、背中の方から、不安な気持ちを引っこ抜くから
背中見して」

 

と、言ってみました。

 

 

すると、
息子は、
素直に背中をわたしの方に向けてくれました。

 

 

ちょっとキモいかもしれないけど、
背中の、
脊髄に溜まっているような気がしたので、
背骨に沿って、
手のひらをあてて、
占い師のような声で、
「きゅ〜っっっっ!」と言いながら
"不安"を取り除いてみました。
イメージです。

 

そして、
「大丈夫、大丈夫」
と言うと、
息子の顔がちょっと変わって安心していました。

 

 

 

安心した息子を見て、
わたしも安心が体の中に滑り込んで来ました。

 

"不安"も移るし、
"安心"も移るもんなのかもなー

 

 

と、思いました。

 

 

 

 

遅刻しても大丈夫だし、
遅刻しないから大丈夫。

 

こう言われたいし、
遅刻しても大丈夫だった人を見たい。

 

大丈夫じゃなかった人もどうせ、
"怒られる"どまりでしょ。

 

 

あーでも、
怒られたくない。

 

 

結局は、
怒られたくない。

 

 

遅刻したくないっていうか、
怒られたくない。

 

 

怒られて、
嫌われても、
自分は大丈夫っていう自信が欲しい。

 

 

わたしの、
遅刻するのが死ぬほど怖い、という原理は、
ここにあるのかもしれない。

 

 

遅刻したくない。

怒られたくない。

嫌われたくない。

嫌われたら、オワリだ。

 

 

でも、
オワリ
ってなによ?

 

オワリなんてないよ?

 

 

 

てことに、
なんとなく気付けたら、
何だかこの遅刻への"不安"とはおさらば出来そうだ。

 

 

  


やりたくないと言って片付けなかった夏休みの宿題がある息子。

 

「先生にごめんなさいって言うから、大丈夫だよ」
って言って、
堂々としていました。

 

だから、息子は
怒られるのが怖くて遅刻がいや、
ではなさそうです、多分。

 

 

息子にはどんな理由が隠されているのだろー

 

 

宿題やらない分、
毎日、
マリオの攻略本見たり、
YouTubeで裏技を調べて実際試したり、
ゲーム三昧の夏休み。

 

怒られないように、
夏休み最後の日に宿題をヒィヒィ言いながら片付けていたわたしとは
違う世界にいる。