はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

ありのまま見せても、ひどいことにならなかった

最近、
ありのままの姿見せるのよってスタンスで
生きることが、
楽しくなってきました。

 

ちょっと
生きやすくなってきました。

 

 

 

わたしは今まで、
盛り上げるのはわたしの役割だと思って生きてきました。

 

わたし以外の人間が、
わたしと空間を共にした瞬間
わたしは
噺家になりました。

 

ときにはトップレベルのサービスでもてなす
サービスマンにもなりました。

 

わたしはつねに
相手の立場に立ち、
優しい人間でした。

 

どこに行っても、
人に好かれていました。

 

わたしを嫌いと言った人間は
わがままだと思います。

 

わたしは、
飲み会の場でも自分の失言に注意し、
酔わないよう努めていました。


でも、人の失言には目くじらを立てて見張っていました。

 

「ああっ!あの話をすれば笑わせられたのに!!」
と、
毎度しらふに戻ると
まじめな反省会が脳内で行われていました。

 

 

子供が生まれてからは、
子供といい感じに絡めるお母さんであろうとしました。

 

子供に感情で怒ってしまったときは
お互いの気持ちがまだ落ち着かない内から、
すぐ謝って、
すぐ抱きしめて、
すぐに反省しようと頑張っていました。


子供に抱きしめがいらない時だってあるということは
分かりませんでした。

 

わたしもたまには
感情のままに自分の態度に表していいということも
分かりませんでした。

 

 

 

いま、
その全てを
やめることにしています。


その全てを
やめたら
その先にどんな自分が待っているか
知りたいです。

 

 

自分は、
どんな感情を醜いと思っていたのか。

 

なにを恐れて
正しく振る舞おうとしてきたのか。

 

 

分かり始めています。

 

自分がどんな人間か分かりかけていて
がっかりしますが、
自分がどんな人間か全く分からなかった頃より
マシです。
発見と驚きの日々です。

 

 

この間、
息子が赤ちゃんの頃から家族ぐるみで付き合っている
お友達のうちに
お泊まりしました。

 

大人は皆楽しくお酒を飲み、
子供たちが寝た後に
大人だけで
スーファミしました。

 

スーパーマリオ2です。
めちゃくちゃ難しくて、でも皆上手です。
マリオの死に方も潔い。

 

面白すぎてゲラゲラ笑いました。

 

 

わたしは
自分の中の大人の仮面を一旦テーブルに起き、
「真剣に子供のように遊んだろ!!」
と、
大人の振る舞いをやめてみました。


毒舌なわたしも
お転婆なわたしも
負けず嫌いなわたしも
グハグハ笑うわたしも
全部呼び起こしてみました。

 

笑って笑って笑って、
集中してゲームして
子供になって、
こんな楽しい時間は久しくなかった!

 

子供に大人を寄せていくことは、
こんなに楽しい。

 

こーんなに楽しく子供のように遊んでも、
バチは当たらなかったし、
誰からも怒られなかったし、
誰からも嫌い!と言われなかったし、
ひどいことは起きなかった。

 

 

そして、
次の日しらふに戻っても
我を忘れて、
子供に戻って遊んでしまった時間を
「(大人として)うまく振る舞えなかった…」
なんて反省する必要は
どこにもなかったんだなー

 

これからも、
やっぱり、
ありのままの姿見せるのよ
で生きていこう!
と改めて思えた先週末のできごとでした。

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