はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

専業主婦の、"お金を稼いでいない事"につきまとう罪悪感

NHKのすくすく子育てを観てたら、
涙出てきました。

 

「専業主婦のモヤモヤ」がテーマの回。

 

 
一時保育で子供を預けて、
夫の稼いだお金で、 
一人時間でお茶しに行くのが、
申し訳ないと、
言ってる主婦の方がいて。

 

自分の稼いだお金じゃないから、
何となく背徳感がある。

 

と言っているのを観て、

 


悲しくなって
涙出て来て、
何の涙かは分かりませんが、

 

 

あーーー

 

 

と、思いながら、
観ました。

 

 

その、
あーーー
の気持ちが、
何なのか、
なんとなくちょっとだけ分かってきたので、
書きたいと思います。

 

  

 

 

 

 "夫が稼いだお金"

 

わたしも、
"夫が稼いだお金"という認識で
生活していた時があります。

 

 

第一子が生まれてから、
三ヶ月して仕事に復帰したのですが
その三ヶ月間はもちろんの事、

 

その後も、
夫の収入を中心に、
わたしは在宅で仕事をしていただけだったので、
なんとなく
つい最近までずーっと。

 

6年間くらいでしょうか。

 

 

" 夫の稼いだお金で生活している"

 


まぁその認識は間違ってはいません.

 



簡単にそう割り切って
生活すれば良かったのですが、


わたしの場合、
"夫が稼いだお金サマ"


みたいな感覚に陥って、
お金を生み出していない自分が
人間として
不十分に感じることもありました

 

 

 

 

わたしが暮らすお金をわたしは稼いでいない

 

働いていないと、
一人前の人間じゃない感じ。

 

 

専業主婦のわたしは嫌われても、
働くわたしは嫌われない、
みたいな感じ。

 

 

そういった感じを、
勝手に作り出して
ソワソワ不安がっていました

 


こうはしておられん!って感じで、
一人目の時はすぐ仕事復帰しました。

 

 


お金が十分に稼げない自分が
卑屈で、
悲しい。 

 

とほほ
と言いながら育児して、
仕事減らして生きている。

 


人様のお金サマで生活をしているワタシ、
みたいな認識。

 

 

この感じ、
なんだ??

 

テレビ観ながら、
あぁ、
と思いながら涙して

 


気が済んで、
気付きました。

 

 

お金を稼いでない罪悪感を、
悲劇のヒロインぶることで
拭おうとするの
やめよう。 

 

 

 

 

隠れていた気持ち

 

わたしは、
育児していて、
仕事せず、
人のお金でお茶するの、
好きだ。

 

自分のお茶代をあくせく稼ぐの嫌いだ。

 

 

あと、
一人でいるの、好きだから
専業主婦で
家に居るのは好きだ。

 

でも、
話が出来ない幼児と、
一日中話そうとするの
嫌いだ。

 

 

育児でストレスがあったら、
むかっとした顔して、
同僚に笑われたい。

 

同僚のいない、
育児の現場は苦痛だ。

 

 

 

 

こんな単純なことが、
認められなかったり、
隠れていたりして、
分からず、
ややこしくなって、

 

 

 


自分は可哀想だからもう、許してあげて下さい。
一人で孤独に育児して
苦労して、
夫にも気を遣って、
そんなに楽しくふるいませんから、

 

どうか、
わたしが稼がないの、
許して。

 

責めないで。

 

 

 

 

 

そして、
現実は、
誰もわたしを責めていませんでした。

 


夫はわたしがどうすれば
楽に育児を出来るか、
頭をこねくり回して考えていましたが、
わたしは大変なことが
好きで、
大変な自分を演出しているようでした。

 

あのね、
大変な方がいいの。

 

だって、
稼いでないから。

 

 

  

 

ややこしくさせていたのは、
色んな理由が
複合的に重なり合ってのことだと
思いますが、

 

大変なこと、
忙しいことばかりを
もてはやす雰囲気、
もうやめたいです。

 

 

それは、
世界の
全てではない。

 

 

おわりに

 

この専業主婦の方と、
専門家の大日向雅美さんという先生が
やり取りしている間、
大日向さんから
次から次に出てくる優しい言葉に、
涙チョビリながら観ていたわたしですが、

 

出演されてる方、
誰も泣いてなかったーー

 

 

あーーー

 

かなぴい。

 

 

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