いい人をやめても、いいお母さんだと言ってくる人

息子が、
「学校行きたくない！！！」
と昨夜わめいてわめいて、
大変でした。

疲れてるのは分かってるけど、
休んでもいいと思うけど、
一人時間が大事、一人になりたい…
と正直思う自分が居たので、行ってもらいました。

まぁ、上の子が学校に行ってくれても、
うちには１歳児の息子がいるのですが、
この人が寝てくれてホッと出来るのと、
この人が寝ても容赦なく、
「お腹空いたー」「お茶こぼしちゃったー」
とか言ってくる６歳児がいる、なかなかホッと出来ないのとでは、
違います。

学校行ってくれて、
どうもすんません、ありがとう、って思います。

夏休みの疲れが取れた頃に、
「休んでもいいよ」って言えると思います。

ちょっと前までは、
こんな風に思えなかった。

「あんなに泣いて訴えてたんだから、休ませた方が良かったのかな。」
って、
息子が保育園に行った後、
猛烈に後悔、反省してました。

今頃、給食食べてるかしらん。
疲れて走ったり遊んだり出来ないんじゃないかしらん。

胸が苦しくなって、
帰ってきたらいっぱいワガママ聞いてやるんだ、
ってソワソワして過ごしていました。

今、自分が、
あんまいい人間じゃねーな、と開き直ってからは
反省しなくなりました。

「ご褒美とか言って、おやつでも買っといてやるかな。」
くらいです。

どんな風に考えて、
わたしが一日を過ごしても、
息子はわたしのことをヒッドイ人間だな、
とジャッジしないのです。

おやつなんて買ってあげてたら、
喜びのあまりハグしてくれることもあります。

息子は、
わたしのこと、
嫌いになってくれません。

「ダイダイダイダイ大嫌い！！！」って言われても、
口だけなのがほとんどです。

だから、
わたしは、
他の人には嫌われるかもしれないから言えないことを、
息子には言えます。

嫌われることを言っても、
許される感覚を毎日味わっています。

こんなに神様みたいな人、
わたしの周りには居ないと思います。

ギャーギャーわめいて、
気が済んで
一日が終わって寝付いた後に、
ようやく静かな仏みたいになります。

穏やかな寝顔だなーー
あっ、こやつ神様だった！

と、一日の終わりにやっと気付きます。

この小さな神様は、
直接は語りかけてきませんが、

「ボク、わがままいっぱい言うけど、聞いてくれんでもいいよん。
　勝手にヒステリー起こしたり、
　泣いたりおやつ食べたりして生きるからね。」

と、言ってきます。

「ママの作ったご飯、美味しいなぁ！え？レトルト？
　美味しいねえ！
　毎日手作りじゃなくても、勝手に美味しいと感じて大きくなるからね。」

と、言ってきます。

「こんな風に自分がしたくないこと、泣いて、わめいて
　イヤだ！！！って言ってもいいんだよ！
　やり方分からない？こんな風にするんだよ。」

と、言ってきます。

全部、
この小さな神様の寝顔を見てると聞こえてくるのです。

今日は、
アイスでもお供えするかなとおもてます。