失敗ってなんだろう。

今朝、息子が泣きながら学校に行きました。

いつも、
７時４８分に出るのですが、
７時４５分になっても、ちんたらテレビ観てる。

靴下以外の着替えは済ませてあって、
あとは、
ポケットにハンカチとティッシュ入れて、
ランドセル背負って、
その上からカッパ着て、
靴下履いてレッツゴーですが、
私は見て見ぬ振りしてました。

４７分ぐらいまでは、
ずっと見張っていて「間に合うか？間に合わないのか？」と
勝手にイライラしていましたが、
「私にはカンケーねぇ！」と見張るのをやめて
掃除機掛けてたら、
４８分に「ヒャーーーッ！！」と
泣きながら叫ぶ息子の声が、聞こえました。

私も、
掃除機掛けてたら、
間に合うか間に合わないかのこと忘れてて、
「あ、やっちゃったか」
と思いました。

パニック起こしながら、
泣きながら準備していたので、
ポケットにティッシュが入らず、「入れて！！」と
カンシャクまみれで言ってきたので入れてやる。

そして、
「泣いてるように見えない？？！」と聞いて来たので、
「見えないよ」
というと、
「ウソツキ！！！」
と怒られた。

最近、
頑張って「見張らない」ことをしています。

子供を「見張る」のをやめました。

疲れます。

だって、
失敗しそうだから。

子供が失敗するのが、
怖い時があります。

失敗を見守るより、
失敗しない方がはるかにラクです。

今だけを見ると。

子供って、
失敗するっていうか、
何で何で何で？？？ってこといっぱいします。

例えば、
飲みかけのペットボトルのジュースの蓋を閉めずにテーブルに置いてて、
赤子がそれを倒そうとします。

私が間一髪のところで気付いて、
セーフ。
でも、
「良かったぁ！」と喜ぶことはありません。
大激怒します。

で、
何秒か後にまた
蓋開けっ放しでペットボトルがテーブルに置いてあります。

何で何で何で何で？？？

てなります。

こんなことが、
しょっちゅう起きますが
私が「見張って」いるからか、大惨事にならずに済みます。

毎度毎度、
大惨事にはならないんです。

私は、
もうずっと
失敗しないようにしています。

失敗しないように
頑張って頑張って頑張っています。

失敗しないようにすんごく頑張っているのに、
その頑張りに気付かず、
失敗するのでは？
と思っている。

自分を全然信用してない。

あと、
失敗から立ち上がれる訳ないと思っている。

こんな馬鹿らしくて、虚しい努力って、
あんのか？？と思います。

ペットボトルのジュースが床にぶちまけられるのを
阻止して、
「ヤッター！！ヤッタッタゼ！！」
「すごーい！！ママ！！」
となった方が、
人生たのしそ。

私は一生懸命、
取り越し苦労しています。

誰に頼まれた訳でもないのに、
取り越し苦労専用みたいな感じで生まれて来たのかなと
思うくらい。

もう、
疲れるし、
あと、
イライラするから
やーめた！

そして、
そんな私を試すように
今朝のようなことが起きる訳です。

「あーついに！やっちゃったか。」
という感じです。

でも６歳の息子も私のもとで育っているので、
失敗しないように
頑張って頑張って頑張って頑張っています。
自分から失敗する経験を遠ざけるの、
得意です。

泣いてはいましたが、
えらいスピードで準備して、
泣きながらも、
泣く事だけに集中せず、
泣きながらパッパッパッと、
やることはやって
結局、間に合う訳です。

失敗する経験、
まだまだ道のりは長い。

私たちはまだ
失敗すらさせてもらえないのか！

失敗しても、
それなりに受け入れてもらえる。
それどころか失敗なんて怖くない。

そんな経験を私にも息子にも
もっと
いっぱいさせてあげないとなー

まずは私から。

今、好きでやっているブログやインスタ、
失敗はいっぱいします。

でも、
失敗てなに？

表現したかったことじゃん、
失敗も成功もないよ！と
思い始めています。

いい傾向だ。