はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

思い出系を潔く捨てる私が、断捨離できなかったモノ

昨晩は眠れませんでした。

 

原因は赤子の夜泣きです。
そんなに長い時間泣いてた訳じゃないんですが。


赤子は眠りに就きましたが、
自分は覚醒してしまい
なかなか眠れない事は
よくあります。

 

時刻は4時頃です。

 

 

急に、
自分の棺桶に
実際の話、


入れるとしたら
なに入れるのかな?
と考え出してしまいました。

 

 

 

 

お下がりって、必要なのか?

 

この間の、
メルカリ在庫を見直した時、
自分のうちの衣装ケースを
ずっと捨てたがっていた事に
気付きました。

 

 こちらの記事に書いてあります。

indigoberrying.hatenablog.com

 

もう一つ、同じ衣装ケースがあります。
これももう捨てたいな。

 

そう考えて、
リビングまで衣装ケースを持ってきて
中身を見直しました。

 

こちらには、
お下がりとしていつか使ってもらえるのを
ハァハァしながら待っている
洋服などが入っています。


6歳の息子が着ていたものです。

 

見直すと
もう全部時代遅れというか…
ときめかないんですね。

 

これ、
マジで次男君に着せんの?

 

って疑いたくなるくらい
年月によっての
シミみたいのがついてる物もありました。

 

着せないね。

 

 

お下がり処分中、手放せない物があると気付く。

 

ばんばん捨てて行こうぜっ!!
とアドレナリンが出かけた時、


涙が出るくらい、
懐かしーーーい気持ちにさせて
くれる服が出てきました。

 

こりです。

 

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上の子が二歳の時に着ていました

 

シミが出来ていて
下の子には着せられないけど、
捨てたら
私の大事な部分も一緒に
どっかにいってしまいそう。

 

あー、
捨てられない。

 

こりは、
全然捨てられない

 

思い出系の物は
結構潔く手放す私ですが、
これは持っていてもいいんじゃないか?
と思いました。

 

あっ!

これが
それだ。

 

愛着のある大切な物って
やつだ。

 

おわりに

 

眠れぬ朝ぼらけの中、
その事を
思いました。

 

あのセーターを
私の棺桶に入れてくれれば、
死んだ後も
きっと怖がらずに、
三途の川渡れるな。

 

あの頃、
あのセーターを着せていると
「かーわいーい!!」と
よく褒められていたな。

 

よく似合っていたし、
よく着せてたな。

 

そして、
自分のドタバタしていた
あの頃の育児の日々も
元気づけてくれ、
今の私を
励ましてくれる。

 

大事に所有していきたい物だ、と
思いました。


全然死にたくないですが、
棺桶のお供が
決まりました。

 

そして、
気が付くと朝を迎えていました。