はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

赤ちゃんを泣かせているのはあなたじゃない

昨日に引き続き、

キッチン断捨離で実際に、

捨てていった物たちをご紹介します。

 

昨日は

調理道具・調理器具でした。

残るは、

食器類。

 

無くてもいい物にバイバイ

 

私にとって

捨てるのにハードルが高くなる、

お金という問題。

 

食器は元々、

お金の掛かった物は所有して無かったので(笑)

こちらの「捨て」の判断基準は、

 

多すぎて溢れている物。

そして、

無くても代用できる物。

 

 

1. 多すぎて溢れている物

 

  • 全然気に入っていない100均の食器
  • 頂き物のマグカップ
  • ガラスコップ
  • 一人暮らし時代から持っているカトラリー、茶碗

 

2. 無くても代用できる物

 

  • 収納する時、スタッキングできないスープマグ
  • 頂き物のサラダボウル 
  • 大きいパスタ皿
  • 中途半端な数の取り皿

 

「空き」がでる

 

全て、

見直せば捨てる理由しか見当たらない

物ばかりでした。

 

ただ、

ただ、

捨てなかった、と言うだけの物がこんなに多くあったなんて…

穴があったら入りたいわん。

 

物が無くなった分、

それらを収納していた場所に「空き」がでました。

 

今まで、

外に出ていて当たり前と思っていた

調理器具や

油や調味料を、

収納するスペースが出てきたのです。

 

 

現在

今、持っている食器はこれだけ。

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現在のシンク上吊り戸棚

 

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毎日使う茶碗やコップは引き出しへ

 

外に出ていた物はここへ収納。

 

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油や調味料はコンロ近くに収納

 

今日のキッチン

右に写っているお鍋で毎日ご飯を炊きます。

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現在のキッチン

 

 

全てを戸棚や引き出しにしまった事で、

掃除もしやすく、

洗い物も少なくなり、

キッチンでの作業効率が上がりました。

 

一番の収穫は、

子供の泣き声に急かされて料理をする事

確実に減った、と言うことでした。

 

そして

この見直しがきっかけで、

私のある、考え方のクセに気付くのです。

 

 

ダメ母だと思っていた

 

キッチンが混乱していた頃、

子供の泣き声に追い詰められながら

いつも料理していました。

 

その時の作業スピードと言ったら、

天然タイムラプス

みたいな感じ。

 

早くしないと、早く!

 

お腹が空いて我が子が死んでしまう。

 

こんな事を

正気で思いながら

フル回転で作業をしていました。

 

急いで!急いで!

あっ!あーんな高い所に離乳食を入れるのに使えそうなお茶碗が!

 

勢いつけて

作業台にジャンプして上って取ったら

ガシャーン!

 

…なんて事もありました。

 

私は、

子供をいつも泣かせている。

全然デキナイ、ダメ母だ。

 

 

そんなの馬鹿げている

 

その頃私は、

第一子を絶賛育児中で

家事がうまく運ばないのは

ただただ、

 

私が育児に向いていないんだ

 

とそう思い込んでいました。

 

子育てがやりにくい、と

毎日のように感じていました。

 

慌てて作業しなきゃいけないのは

ダメな私

子供が泣いて急かすせいで、

それで食器を割ってしまうのは

私がおっちょこちょいだからだ、と思い込んでいたのです。

 

でも、

ジャンプしないと取れない所に

離乳食の食器があるだなんて。

 

そんなの馬鹿げているって

どうして気付かなかったのか。

 

自分の「不便だ」という気持ちに

よく向き合ってあげていれば

 

家事がうまく運ばないのが、

その仕組みにあると早く気付けたはずなのに。

 

今でもまだ時々苦しむのですが、

私には

 

スムーズにやろうとして

そこで生まれる

自分の気持ちや違和感をすっ飛ばそうとする

クセがあると分かったのです。

 

 

おわりに

 

そこで生まれる

小さな、ハードルの低い不満にまず向き合っていたら、

 

少しずつかもしれませんが

育児が快適なものになったかもしれないのに。

 

赤ちゃんを泣かせているのは

あなたじゃない。

そのキッチンだよ。

 

と、あの頃の私に言いたい。

 

 

今のキッチンでの作業は快適で、

私は無駄に泣き声に責められる事は

無くなりました。

 

スムーズにやろうとして、

時々何かをすっ飛ばず事は

まだまだあると思いますが、

その時は、

今あるものに目を向けて

小さなハードルを見つけてあげる事にしています。

そしたら、

簡単に飛べるし、

本当の私に近づくからです。

 

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