はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

辞めたい仕事が辞められない、今なら分かるそのワケは。

突然ですが、

以前辞めたい仕事がありました。

 

辞めた今となっては

どうして辞められなかったか。

 

分かります。

 

今は主婦の立場ですが、

それを書きたいと思います。

 

 

 

我が家のクローゼット紹介

 

我が家のクローゼットをまず見てみて下さい。

 

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寝室にあります

ちいさい。

 

 

この中に、一部は外に出ていますが

春夏秋冬着る洋服、

家族全員分収納されています。

 

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左が夫コーナー、右が私と子供コーナー

 

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6歳児の一年間に着る服すべて

 

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1歳児の一年間に着る服すべて

 

この他に、

着ていて写真に写っていない服が1セットずつ。

 

冠婚葬祭用の服は、

今は使わない子供部屋のクローゼットに

置いています。

 

 

この中の物を着て、一年暮らします。

 

人間の一年間に着る服なんて

たかが知れてるなーと

いうようなことが言いたいです。

 

 

見直した時、心地いいものは一つもなかった

 

この中に全部まとめちゃおうよ、

と決めるまでは

自分達が一体どのくらいの物を

所有しているか、

ハッキリとは分かりませんでした。

 

 

クローゼットを見直す前、

我が家は、沢山の洋服で溢れていました。(特に私の服)

 

季節ごとに新しい服を買い、

季節ごとにクローゼットの中身を入れ替え、

着なくなった服はほとんど

いつか着るかも」という理由で、

我が家から出て行くことはありませんでした。

 

見直すと、その洋服のほとんどが

本当に気に入った物ではありませんでした。

 

  • 母からもらった物で、私の趣味ではない服
  • セールで買った、まぁいいけど大好きではない服
  • デザインに一目惚れして買ったけど、組み合わせに困る服

 

こういった服を、私は一生懸命収納しておりました。

どれも、

自分の"心地いい"を全無視した洋服。

 

 

生きていくのに、物はそんなに要らない

 

私は

生きて行くのに、漠然と

沢山のものがいる

と思っていました。

 

なので、

お金が沢山いるし、実際沢山掛かっていました。

 

 

今の仕事を辞めたいけど、

生きていく為に、ものを買う為に、

私も働く必要がある

 

と決め込んで、

自分の心にムリを言って働きました。

 

 

自分がどれだけの物を持って、生きていきたいか

分からず、

見直しもせずに。

 

 

 

けれど、自分にとって心地いい適当な量

断捨離していくにつれて

分かっていきました

 

そんなに沢山の物は要らない。

そう考えている自分に気付いたのです。

 

ダウンサイジングできる事が少しずつ見つかり、

生きる為に必要なお金は

足りているようだという事が分かりました。

 

 

今まで、

この仕事を失ったら、どうなるか分からない

という不安から

仕事をしていましたが、

 

 

こんな仕事しなくても

やっていけるんだぞ…

という確信がムクムクと私を押し上げて、

最終的には

辞めたかった仕事を、

辞める事ができました。

 

 

本当に辞めたいなら、やること

 

人間はどんなに頑張っても、

一年で着る服とか、

一年で食べれる量とか、

そんなに欲張れません。

たかが知れてます。

 

自分のうちのクローゼットを見直して、

実感として分かりました。

 

漠然と思い込んでいる"不安"を

しっかりと見つめると、

意外と

手放せることがあると思うんです。

 

 

 

自分の背負っている物が多いと

仕事は辞められない。

 

けど、

本当に辞めたいなら

荷物を軽くして

前に進める。

そう信じています。

 

 

おわりに

 

私は今、働きたいです。

 

今度は自分らしく、

働きたい。

 

辞めたい仕事から脱出する時に

エネルギーを使い果たしましたが、

今そのエネルギーが少しずつ溜まってきたのだと思います。

 

  

生きていくのに

自分が必要としているものの

全体量を把握するだけで、

安心します。

 

ただ単に

不安をかき消すために

働いてたという事が今は分かります。

 

そして

辞める為に使うエネルギーも散らばっていて、

一つになっていなかったのだろうと

今は思います。