はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

ちょっと今から保育園やめてくる

今日はこれから、

息子の卒園式です。

 

育てにくいなぁーと

毎朝のように感じていた、あの小さい人を

保育園に連れて行く事はもう、

ありません。

 

保育園が小さくなったのか、

息子が大きくなったのか。

 

とにもかくにも

次のステージが待っています。

 

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保育園から持ち帰った物をどうするかは、これから考えます。

 

顔が笑えない時

 

昨日、

子供のお迎えの時に、保育園で

いつも会うママと、

「いよいよ明日だね〜」

と話していました。 

 

保育園の方針なのか、

あんまり卒園式モードを感じず。

 

保育園なので、卒園式が終わっても

子供を引き続き、

四月まで預ける方がほとんどです。

 

でも我が家は

卒園式以降は保育園に行きません。

 

ほぼ毎日こうやって

駐車場まで一緒にかけっこして、

バイバーイってしていた子供たち。

 

この光景を見る事は

もうないんだなぁ。

小学校も離れるし、尚更。

 

さびしいなぁ。

 

こんな気持ちが心の奥の奥に、

いやむしろ、

すぐそこにあるのに

「全然実感ないよー」と笑って話している私。

 

でも、

顔が笑えないんです。

 

 

体からのアピール

 

少し前に同じような事があったのを

思い出しました。

 

いつもいつも、

1歳の弟を可愛がっている6歳のお兄さん。

 

ママを取られて寂しい、という感じでもなく、

5歳まで充分甘えてきたから

満たされているのだろうと勝手に解釈していました。

 

でも、

いつものように私と子供たちと

おふざけしている時のこと。

 

1歳の弟が

私に抱き付いてばかりなのを見て、

「こら〜!お兄ちゃんも、ママに甘えたいんだよ〜?」

と、

6歳の息子が

一生懸命、笑おうとしているけど、

涙をにじませながら、

言いました。

 

「甘えたいの?」

と聞くと涙がポロリとこぼれました。

 

 

 

私も6歳の息子も、

本当は感じている悲しみを

笑って

伝えようとするクセがある、と気付いた出来事でした。

 

人を笑わせるのが基本的に好きなので、

何事も笑い話にしようと試みますが、

顔が笑えなかったり、

笑いながら

涙が出ちゃったりする事が

あるんです。

 

体がその"悲しみ"を

教えようとしてるのかもしれないと思いました。

 

泣かない人が泣いちゃう時は、

本当の本当のところの悲しみ

気付いて下さい、という体からのアピールだと

思ったのです。

 

おわりに

 

ここ数日、

保育園のお迎えの時に

全然にこやかに振る舞えなかった私。

 

でも、

自分の中に寂しさがあるからだとは

分からなかったので

ヘラヘラしていました。

 

そして、私みたいなタイプは

こういう時ヘラヘラするんだということを

昨日思い出しました。

 

今日は、

その寂しさにじっくり浸って

保育園にさよならしてこようと思います。

 

『ずっと友達』あたりで

号泣する予定です。