はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

勝負をかけたカミングアウトに人は動かされる

こないだ、
DJ KOOさんのトークショーを観ました。

 

 

そう、
あの小室ファミリー
そう、
あのTRFの、
DJ KOOです。

 

 

わたしは青春時代のころ、
小室ファミリーにどっぷり浸かっておりましたので
大興奮して、
DJ KOOが登場した時、
人目もはばからず「フォウフォウ」言いました。
気が付いたら叫んでおりました。

 

 

 

その時に、
ファッションショーもあって、
可愛くて自信に溢れたモデルさんたちを観て、
気が付いたら何か、涙しておりました。

 

 

 

そのとき、
こう思いました。

 

 

DJ KOOや、このモデルさん達を観て感じる
何か。
を、わたしはどこに置いて来てしまったんだ???

 

 

何だかわたしは胸が苦しくなって、
目の覚めるような思いをして帰ってきました。



 

あのとき感じた何か。

 

 

 

持ち帰って考えてみましたが、
それは、
あまりにもシンプルな、
コレがわたしです
っていう態度です。

 

 

 

 

どんな場面でも、
コレがわたしです

 

そうです、
わたしが変なおじさんです、

 

みたいなカミングアウトにも近い、
意思表明みたいなもの。

 

 

これは、
どんなに人生をこじらせてる途中でも、
持ち続けていたいものだ。と、思いました。
心の奥底では渇望さえしている自分に
気付きました。

 

 

 

 

このことに、
気付かないようにしていた。

 

 

KOOさんは、まだ売れていない内から、
自分のお小遣いで
20万かけてドレッドヘアーにしたそうです。

 

 

 

 

今はもう、
ドレッドヘアーなんて珍しくもない、
ちょっとでも音楽にかぶれれば皆ドレッドヘアーですよね。

 

 

そんな20万もかけた髪型への挑戦を
まだ、
売れていない頃に、
コレがわたしですって意思表明のようにしてやるわけです。

 

 

もう、
堅気の世界には戻れない。大げさ

 

ださい、なにその髪型、とか言われるのを避けて、
独りになっていくかもしれない。大げさ

 

これ、
勝負ですよね。

 

その、勝負に、
人の心は動くものです。

 

 

わたしの場合、
多分、
コレがわたしですっていうことよりも、
コレがあなたなの?って聞かれることが
だんだん怖くなって、
そのシンプルな世界から身を引いていったような気がします。

 

 

何がわたしか、
分からなかったからです。

 

 

その時から、
勝負を避けて生きて来たように思えます。

 

 

いつの日も、
わたしと一緒にいるのは、
わたしです。

 

嫌いだな、
かっこわるいな、
と自分を思った日にでさえ、
わたしと一緒にいてくれるのは、
わたしなのです。

 

そこからは、
逃げることも、
隠れることもできない。

 

 

 

そしたら、
もう、
自分のこと、
覚悟を決めて
コレがわたしですって気に入ってあげて、

  

諦めるというか、
コレがわたしですって言えなかったわたしさえももう、
コレがわたしですって
丸め込んで認めちゃって、
もう歩き出したら、
いいんじゃないの?

 

って、
何だかDJ KOOさんの勝負に、
熱い勇気のようなものをもらいました。

 

 

 

 

 

ドレッドヘアーという分かりやすい、
ドギツイ勝負みたいなもの、
したいな、と模索しておるところです。

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