はじまりは今

7歳と2歳の子供がいます。何もありませんが、あるものは全て出し切って子育てしています。持たない暮らし、持っていた暮らし、色んな視点から観察したわたしの生活を綴ります。

抵抗してもいいこと

今の住まいに引っ越して来た頃、

私は燃えていました。

萌えてもいました。

 

一軒家を購入したので(夫が)、

どうしようかなー、インテリア。

インテリア、どうしようかな。

今までインテリアなんて食べた事も飲んだ事もなかったのに、

本屋でおしゃれな雑誌を立ち読みしては、

あーでもない、こーでもない。

 

自分の好きな雰囲気を

知っているようで知っていない。

だから、

あれこれ探しては疲れる。

 

これは自分の弱みだと

この頃は気付きもしませんでした。

 

 

『持たない暮らし』金子由紀子

お部屋も心もすっきりする持たない暮らし

 

 

そんな時でした。

 

本屋さんでこのタイトルを見かけて、

何かヤバイことになるかもしれない

と、本能で感じました。

あの時の私と言ったら、

ネバーエンディングストーリーのバスチアンのような少年の気持ち。

ドキドキしながら本を持ち帰りました。

お金は払いました。

 

案の定、目からウロコ。

素晴らしい本だったのですが

読み尽くした後、

断捨離しました。

笑。

 

持たない暮らしの幕開け

 

私がこの本を買って、

一番最初にしたこと。

それは、

不要なDMを

受け取り拒否にすることでした。 

 

  1. 不要なDMが郵便で届いたら
  2. 付箋などに”受取拒否"と書き、その横に押印または署名
  3. ポストに投函

 

これだけ。

 

 

嫌われないように、生きてきたのか

 

「ポイントカード作りますね〜♡お得な情報DMでお送りします!」

 

普段行かないお店で必ず言われる一言です。

 

私は毎度必ず、

「わー♡ありがとうございます!!」

と、そんな事までしてもらっていいのかしら?

みたいな演技をしながら、

いそいそと

住所を書いていました。

 

 

ポイントカードが財布に入りきらない程あったので

その枚数分、

こんな三文芝居を繰り返しては

本当は要らないDM

をおうちの中に招き入れていました。

 

 

私のうちに

入ってこないで下さい。

 

 

こんな私のかすかな心の声、

『持たない暮らし』に出会わなければ

聞こえもしませんでした。

 

 

三文芝居をしてまで私は何を恐れていたのだろう。

 

それは

お店のひとに嫌われること

でした。

 

 

 

波風立つようなら無抵抗で。

その後のストレスよりも、嫌われるのが怖い。

 

こんなふうに

 

考える癖、いつからこびりついてるんだろう。

 

 

 

 

 

自分の生きにくさを解消する為の

小さいような

大きな一歩 を踏み出します。